【12月4日 AFP】米アップル(Apple)はこのほど、同社ウェブサイト上に掲載していたウイルス対策ソフトのインストールを促す告知を削除し、同社のマッキントッシュ(Macintosh)製品は「購入し箱から出したその瞬間から」安全だとする声明を出した。インターネット上では、アップルが単にマックのイメージをよりよく見せようとしているだけなのか、それとも本当にハッカー対策が万全なのか、憶測が飛び交っている。
アップルは2日、マックユーザーに対しマルウエア(悪意あるソフトウエア)からMac製品を守るために「複数のウイルス対策ユーティリティ」の利用を推奨していた2007 Knowledge Baseの告知を削除した。
アップル広報は3日、この措置について「(情報が)古く、正確ではなかったため削除した」と述べ、「マック製品には、箱を開けた瞬間から、マルウエアやセキュリティ上の脅威から(コンピューターを)保護してくれる技術が内蔵されている」と強調した。
その一方で、「すべての脅威に100%影響を受けないシステムは存在しないので、ウイルス対策ソフトを利用することが追加的な保護措置となる可能性はある」とも述べた。
アップルは日ごろから、米ソフトウエア大手マイクロソフト(Microsoft)のOS「ウインドウズ(Windows)」に比べ、マック製品はマルウエアの攻撃にさらされることが非常にまれだと宣伝している。
ただ、一部の専門家は、マック製品が攻撃されることが少ない主な理由として、コンピューター市場の9割以上を占めるウインドウズを攻撃対象にするほうが、より大きな反応を得ることができるとハッカーが考えているためと見ている。
セキュリティー企業は、OSの種類にかかわらず最新のウイルス対策ソフトの利用を繰り返し訴えている。(c)AFP
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